【不登校の親ブログ】不登校は問題行動なの?隠れた問題の解決方法

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「不登校は問題行動ではない」と聞いたことがある方もみえるのではないでしょうか。

文部科学省もそれは明記しています。

不登校とは,多様な要因・背景により,結果として不登校状態になっているということであり,その行為を「問題行動」と判断してはならない。

引用元:不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)

しかし、「不登校は問題行動じゃない」とすぐに受け入れられる大人は少ないです。

ちよこ
ちよこ

いきなり学校行きたくないって言われたら戸惑います

私自身、「不登校は問題行動ではない」と思えるようになるまでかなり時間がかかりました。

この記事では、私がどのように子どもの不登校を問題と考えなくなったのか、そのきっかけと気づいたことについてまとめました。

注目

結論:不登校は原因ではなく結果。本当の問題は不登校ではない

不登校が問題ではない理由①不登校は結果であり原因ではないから

不登校が問題ではない最大の理由は、不登校が原因ではなく結果だからです。

学校に行かないから問題が起きるのではありません。

学校へ行くことに問題があるから、不登校になるのです。

ちよこ
ちよこ

何が問題かはその子によって違います

  • いじめ
  • 勉強についていけない
  • 体調不良
  • 無気力・不安
  • 生活リズムの乱れ
  • 親への反抗または依存
  • 先生や友人とのトラブル

上記以外にも、お子さんの数だけ学校に行きたくない理由は存在します。

不登校が問題ではない理由②学ぶ場所は学校以外にもあるから

不登校が問題ではないもう1つの理由は、他の場所でも学校と同じように学べるからです。

学校の役割は、他でも補えます。

例えば、

  • 習い事
  • 塾や家庭教師
  • フリースクール
  • 通信教育
  • ホームスクール

こういったところで、勉強だったり人間関係について学ぶことができます。

不登校が問題行動に見えてしまうのはなぜ?

では、どうして不登校は問題行動に見えてしまうのでしょうか。

それは不登校を引き起こしている原因がわからないことが多いからです。

さまざまな理由が複雑に重なり合っていたり、お子さん自身がわからない・話せない状態だったりすると、学校に行きたくない理由がわからないことも多いです。

親としても、理由がはっきりわからないとただ甘えで学校に行きたがらないように見えますよね。

そうすると不登校であることを問題だと考えてしまうのです。

不登校の親
不登校の親

理由もなく学校を休むなんて…

ちよこ
ちよこ

理由がないのではなく、わからないだけかもしれません

【我が家の体験談】不登校を問題と思わなくなったきっかけ

退学

私が娘の不登校を「問題じゃない」と心から思えるようになったきっかけは退学でした。

中学校から不登校だった娘ですが、高校に入学しても不登校は続きました。

高校になってからも私はなんとか学校に通わせたくて必死にあれこれやっていましたが、ついにどうにもならなくなったのです。

中学校までは義務教育のため退学という選択肢がありませんが、高校は退学や休学も1つの選択肢です。

我が家も思い切って退学を決意しました。

退学後の変化

退学すると、学校とのやりとりや送り迎え、毎朝行くのか行かないのかヤキモキする時間、仕事との調整、全てがなくなりました。

ちよこ
ちよこ

もう学校のことで悩まなくてもいいんだ!

そう思えたとき、誰よりも私自身の気持ちが軽くなったのを覚えています。

戻ってきた笑顔

でもそれ以上に嬉しかったのは、娘に笑顔が戻ったことでした。

学校がある時は明らかに憔悴していた娘が、学校から離れたらみるみる笑顔になっていったのです

その様子を見て、私はやっと心の底から理解することができました。

問題があったのは、学校に行かないことじゃない。

「学校に行くことこそが娘にとっては問題だったんだ」と。

まとめ:不登校は問題ではなく結果。まずは疲れた心を休ませてあげよう

不登校が問題ではないと心から思えるようになるのは、すぐには難しいかもしれません。

私も何年もかかりました。

心の奥底では、

  • 学校に行ってほしい
  • 学校に行けるようにサポートすることが親としてできること
  • 復学することが不登校解決のゴール

そんな風に考えていたからです。

しかし、娘の笑顔を見た時、学校に行くことより娘の笑顔の方が何倍も大切だったことを思い出したのです。

不登校になる理由は十人十色です。

しっかり休むと自然と笑顔が増えて活動も増えます。

本当の問題は見えにくいかもしれませんが、焦らずに大切なことを見失わないようにしたいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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