【不登校生徒の30人に1人が通学する理由】フリースクールの特徴や費用を解説

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不登校の親
不登校の親

フリースクールに行ったほうがいいのかな

不登校の親
不登校の親

通うにはいくら必要なの?

フリースクールは不登校のお子さんが通える民間の施設です。

お子さんのペースで自由に過ごせるため、不登校の子にとって学校に代わる居場所になっています。

我が家も子どもが不登校になり、フリースクールに行くべきか悩みました。

今回はその時の経験をもとにフリースクールの特徴や費用についてまとめています。

フリースクールに行ったほうがいいのか迷っている方は参考にしてみてくださいね。

フリースクールとは?その役割と目的

フリースクールの役割は、大きくは次の3点です。

  • 心理的・精神的サポート
  • 社会的スキルの育成
  • 学習支援

役割①心理的・精神的サポート

フリースクールは、不登校のお子さんが安心して通える場所を提供します。

安心できる環境があることは、お子さんにとっても親御さんにとっても心理的なストレスの軽減になります。

また、施設によっては専門のカウンセラーやスタッフが常駐し、生徒の心のケアを行っています。

役割②社会的スキルの育成

フリースクールは様々な年齢の子が通っています。

多くは小学生・中学生を受け入れ対象としていますが、中には20歳ぐらいの方まで受け入れている施設も。

2015年の文部科学省の調査では、全国で約7000人の子がフリースクールへ通っていることがわかりました。

引用元:文部科学省

小学生が約1830人、中学生が約2360人、高校生など16歳以上の子が2800人ほど通っています。

ただ、不登校生徒の人数は年々増加しているため、現在はもっと多くの人数が通っているでしょう。

フリースクールでいろいろな価値観の人と出会うことにより、コミュニケーションの訓練になったり協力する力を育むことができます。

役割③学習支援

フリースクールの学習支援は個別指導です。

生徒一人ひとりの学習ペースに合わせた個別指導で、学習面をサポートしてくれます。

柔軟なカリキュラムが多く、興味や関心に合わせた多様な学びが魅力です。

勉強に苦手意識があるお子さんでも無理なく学べて、学ぶ楽しさを再発見できます。

フリースクールの目的

フリースクールの目的は次の4つです。

  • 学校復帰支援
  • 生徒の多様な学びの支援
  • 社会適応力の育成
  • 多様な生き方の提示

このような役割と目的を持つフリースクールは不登校生徒が自分らしく成長し、自信を持って社会に出ていけるように支援しています。

フリースクールにかかる費用:平均は月33,000円

フリースクールにかかる費用は施設によりますが、多くは毎月10,000〜50,000円。

平均すると月33,000円ほどと言われています。

引用元:Benesse

これは、なんと高校の学校教育費以上。

ちよこ
ちよこ

思ってたより高い!

入会金は平均53,000円

毎月の学費とは別で入会金が必要です。

こちらも施設により金額に差がありますが、平均すると約53,000円となります。

全て自己負担

フリースクールには公的支援がありません。

奨学金や修学支援制度もありません。

そのため入学金や毎月の交通費、学費は全て自己負担です。

しかし最近は不登校のお子さんが増えていることもあり、フリースクールの重要性が注目されています。

自治体によっては補助金制度を開始している地域もあり、フリースクールに関する支援は今後増えていく可能性があります。

フリースクールは出席認定になるの?

フリースクールは学校で出席扱いになるのかという点も気になりますよね。

結論からいうと、出席扱いになるかどうかは最終的にフリースクールではなく在籍している学校長の判断によって異なります。

フリースクールに通って出席扱いを希望する場合は学校との連携が重要です。

出席扱いになる条件

フリースクールへの通学が出席扱いにするにはいくつか条件があります。

文部科学省が提示している条件を簡単にまとめました。

  • 保護者と学校が十分に連携・協力関係を保っていること
  • 当該施設は公的機関または校長が適切と判断した民間の施設であること
  • 当該施設に通所または入所して相談・指導を受ける場合を前提とすること
  • 当該施設での学習内容が、学校の教育課程に適切と判断される場合であること

出典:文部科学省(別記1)義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指 導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱いについて

要するに、学校と協力関係を保ちつつ、学校長が認めた施設に通ってきちんと学習してね、ということです。

絶対ではないですが、認められることの方が多いようです。

出席として認められるとお子さんの自信にも繋がります。

学歴にはならない

出席扱いは可能ですが、フリースクールを卒業したとしても学歴としては認められません。

卒業資格を得るには、フリースクールとは別で学校に在籍し、必要な単位を取得したり試験を受けることが必要です。

我が家がフリースクールに行かなかった理由:経済的に無理

我が家の場合、悩んだ結果フリースクールに参加はしませんでした。

費用が払えなかったのです…。

先に書いたとおり、フリースクールの費用は平均月33,000円。

ちよこ
ちよこ

我が家が毎月支払うには高額でした

子ども自身が強く望んでいなかったこともあります。

どうしても行きたい!という気持ちが持てるほど元気がなかったので、まずは自宅でゆっくり過ごすことを選びました。

オンラインフリースクールの検討もあり

我が家のように高額でフリースクールに通えない、というご家庭もあるのではないでしょうか。

そんな時は、オンラインフリースクールのクラスジャパン小中学園も検討してみてください。

トライアル入会受付中

クラスジャパン小中学園は10年間不登校だった小幡和輝さんが校長先生を務めるオンラインのフリースクール

オンラインなので全国どこでも通えて、学校から許可をもらって出席扱いも可能です。

勉強だけでなくオンラインの部活もあり、コミュニケーションを大切にしています。

金額も全国の平均と比べて5,000円ほど安いのも嬉しいですね。

オンラインのため交通費もかかりません。

クラスジャパン小中学園

  • 1ヶ月27,500円

全国のフリースクールの平均

  • 1ヶ月33,000円
ちよこ
ちよこ

毎月5,000円の差は大きい!

まとめ:お子さんに合ったフリースクールを見つけて毎日を充実させよう

フリースクールは、不登校生徒に対して心理的・学習的支援を提供し、社会スキルを育成するための重要な役割を果たしています。

様な学びの機会を提供し、個別のニーズに対応することで、生徒が自信を持って成長できる環境を整えています。

しかし、費用や認知度などの課題もあるため、各家庭の状況に応じた選択が必要です。

フリースクールを選ぶ際には、その特徴や費用をよく理解し、お子さんに合った学びの環境を見つけることが大切です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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