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不登校になると、親はどうしたらいいかわからないですよね。
私もまさか自分が不登校の親になるとは思ってもみませんでした…。
娘が学校に行かなくなってしばらくの間は、
「学校になんとかして行かせなきゃ」
「理由もなく休むなんて子供にとっても良くない!」
そう思っていました。
今回は子どもが不登校になった方へ向けて、「親として何ができるのか?」をまとめました。
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なにより、自宅での取り組みが評価されることでお子さんの自己肯定感が下がることを防いでくれます。
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小中学校に多い「不登校」
不登校の定義
そもそも不登校とはどのような状態のことを指すのかご存知でしょうか?
文部科学省は不登校について以下のように定義をしています。
「年度間に連続又は断続して30日以上欠席した児童生徒」のうち「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にある者(ただし、『病気』や『経済的理由』による者を除く)」
文部科学省:不登校の現状に関する認識
現在、不登校の人数は年々増加しており全国で29万人の子どもが不登校だという調査結果も出ています。
不登校はどの家庭にも起こりえることです。
ですが、実際に不登校という状況に陥っても親はどうしたらいいのか、その対応方法についてはあまり知られていません。
・不登校の原因がわからない
・学校を休ませていいの?
・家にいる子供を責めてしまう
・不登校のことをどこに相談したらいいのかわからない
・相談する相手がいなくて1人で悩みを抱え込んでしまう
・自分の子育てが悪かったのかと自分を責めてしまう
こういった悩みに対してどうしたらいいのかわからず、悩んでいる親御さんは非常に多いです。
不登校になる原因とは
不登校はどうしておきてしまうのか、まずはその理由や原因を知りたいですよね。
私自身、娘が不登校になって最初の頃は特に不登校の原因探しに必死になっていました。
学校に行きたくないなんて、何か原因があるはず!
そんなふうに考えていました。
一例として、不登校の原因をいくつかご紹介します。
1つの原因で不登校になるより、複数原因が重なっていることが多いです。
- 学校教育が合わない
- 友人関係のトラブルに巻き込まれる
- 体調不良
- 教師との相性が悪い
- 学習困難
- 発達障害
- 完璧主義
- 無気力
などなど…
お子さんによっては「それぐらいのこと?」と思うようなことが理由かもしれません。
それでも、これらの出来事が毎日続くとお子さんにとって学校が非常に苦しい場所に変わってしまいます。
原因よりも大切なこと
「なぜ不登校になったのか」よりも、「学校に行けない子どもをそれ以上責めたり苦しめたりしないこと」が大切です。
不登校の子は、すでに十分すぎるぐらい学校へ行けない自分を責めています。
言わないのではなく、自分の気持ちが言えなくなっていることもあります。
まずはお子さんの気持ちに寄り添ってあげてください。
下記は我が家で実践したことの一部です。
- 興味のあることを探してみる
- 子どもとの何気ない会話を楽しむ
- ドライブや旅行に行ってみる
- 一緒にお菓子作りや料理をする
- 急かさない
不登校の親ができる大切なこと5選
お子さんが不登校になってしまうと、親としては何とか学校に行ってほしいという強い思いから、ついお子さんに対して厳しい対応をとってしまうことがあります。
私も子どものことを責めて怒っていた時期がありました
ここでは子どもが不登校になったとき、親ができることの中で特に大切だと感じたことを5つご紹介します。
1.不登校について知る
まずは不登校について知ることから始めてみましょう。
不登校を経験した方はたくさんいます。
その中には本を執筆したりSNSで発信している方もいます。
まずはそんな先輩方のリアルな声を聞いてみてください。
きっと知らなかった不登校の世界が見えてくると思います。
中でも個人的におすすめの本はこちら。
今じんこさんはインスタグラムでも活動されていて、お子さんのことをコミックエッセイで描かれています。
ご家族の素敵なワンシーンに癒されつつ、「不登校」という現実に向き合って乗り越えていく姿に勇気をもらえます。
この本を読むと、不登校の時の子どもってこんなに無理していて自分を責めてるんだ……ということがわかると思います。
不登校というテーマを読みやすく描いていて、ちょっと笑えて前向きになれる一冊。
子育ての本としてもおすすめです。
2.学校の対応を確認する
不登校生徒の増加に伴い、学校でも不登校の生徒に対する支援を行っている学校が増えています。
専門家によるカウンセリングサービスや生徒に合わせた学習カリキュラム対応などですね。
まずは不登校に対してどういった対応ができるのか、お子さんが通う学校に確認してみましょう。
- 毎朝の欠席連絡をなくす
- 給食、牛乳を止めてもらい費用がかからないようにする
- スクールカウンセラーに話を聞いてもらう
- 自宅の勉強が出席扱いになる学習カリキュラムがあるか確認しておく
- お子さんが中学3年生や小学6年生で受験する場合、受験の流れを確認しておく(進学先の確認、面接練習、願書の提出日時など)
3.サポートしてくれる機関と繋がる
不登校は家庭だけで抱えるには限界があります。
サポートしてくれる機関は積極的に活用してほしいです。
例えとして、いくつか活用できるサポート機関を挙げておきます。
サポートしてくれる機関の一例
- メンタルクリニック
- スクールカウンセラー
- 地域の子育て相談窓口
- 不登校親の会
- 不登校支援センター
- フリースクール
- 放課後等デイサービス
- 不登校対応の個別指導塾
公的機関やカウンセリングであれば秘密は守ってもらえますし、誰かに聞いてもらうとそれだけで心が落ち着きますよね。
カウンセリングは親だけで相談もできるので一度相談してみてください。
無料であれば地域の子育て相談やスクールカウンセラーへの相談がおすすめです。
4.家族全員で取り組む
家族全員で不登校という問題に取り組むことも大切。
子どもが不登校になると、どうしてもお母さんだけが頑張って疲弊してしまうケースが多いです。
家族全員でどうやって対応していくのがベストなのか、みんなでサポートをしていく気持ちを持てると心強いです。
しかし、家族の理解が得られず衝突してしまうのであれば、やはり3で書いたサポート機関に相談することがおすすめです。
とにかく辛い気持ちを1人で抱え込まないようにしましょう。
私も色々なところに相談しましたが、専門機関でのカウンセリングが最も効果がありました
5.親も気分転換をする
不登校になってから、お子さんのことばかり考えていませんか?
自分の好きなことはできていますか?
お子さんのことで悩んでいると、つい自分のことは後回しにして心の疲れにも気づかなくなります。
そうすると親が先にダウンしてしまうことも。
たまにはご自身の好きなことをする時間を作って気分転換することも大切です。
親の笑顔はお子さんにとっても安心につながります。
リラックスできる場所で、自分のための時間を作ってみてくださいね。
学校に行けないことがどうしても苦しい時
最初にも少し触れましたが、学校に行けないことが原因でお子さんの気持ちが落ち込んでしまう場合、出席認定の制度を利用すると気持ちが楽になることがあります。
出席認定とは、学校に行っていなくても自宅学習や外部での指導を受けることで出席扱いになることです。
- 学校外の公的な施設、民間の施設などで適切な指導を受けること
- 学校長の許可があること
出席日数があると、進学するときに選択肢が増えることも大きなメリット。
最近は出席認定が可能な施設も増えています。
お子さんやご家庭に合った施設、出席扱いにしてもらうのもいいと思います。
気になる方は資料請求や無料相談だけでもOKなので、検討してみてくださいね。
まとめ:大切なのは、子どものサポートしつつ自分のことも大切にすること
お子さんが不登校になって、毎日悩んでいる保護者の方は本当にたくさんいらっしゃいます。
私も子どもが不登校になってから、子どもの将来への道が途切れてしまったかのような絶望感を味わいました。
ですが不登校は不幸ではありません。
学校に行かないと人生が終わるわけでもありません。
今は娘も高校生になり、平和な生活を送っています。
お子さんの将来のために親としてできることは何か、長い目で見守ってあげてください。
不登校でもできることはたくさんあること、そして将来への可能性は無限大ということを知ってもらえたら嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。
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