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通信制高校はやめておけ
通信制高校って何がダメなの?
こんにちは、ちよこです。
最近はオンライン学習が増えて学び方も多様化しています。
それに伴って通信制高校に興味を持つ人も増えてきました。
文部科学省が発表した2023年の通信制高校の生徒数は26万4,797人。
前年比11.1%増、過去最高です。
しかし一方で「通信制高校はやめておけ」と言う人もいます。
実際に検索してみると、検索ワードにはこんな言葉が並んでいました。
こんな意見を目にすると、不安になりますよね。
なぜ「通信制高校はやめておけ」と言われるのでしょうか?
今回は実際に子どもが通信制高校に通った経験をもとに、通信制高校はやめとけと言われる5つのデメリットとその対策についてまとめました。
「通信制高校はやめとけ」と言われる5つの理由
通信制高校にはメリットがある反面、デメリットもあります。
このデメリットが「通信制高校はやめとけ」と言われる理由になります。
- 友達が作りづらい
- 自己管理が必要
- 学力UPが難しい
- 進学に不利
- 就職に不利
1つずつ解説しますね
①友達が作りづらい
通信制高校もデメリット1つ目は、友達が作りづらいことです。
通信制高校の生活は、基本的にオンラインでの通信学習スタイルです。
オンライン上でのやり取りが基本で、直接会うのは年に数回ほど。
そのため毎日友達と顔を合わせる全日制高校と違って、友達を作る機会がありません。
高校生になったら友達がたくさんほしい、人とのコミュニケーションが好きだという人にはデメリットになります。
②自己管理が必要
通信制高校では、基本的にレポートなどの学習は自分で管理して進めなければなりません。
勉強する時は基本的に1人で学習をすることになります。
時間割があるわけでもないので、テレビやゲーム、スマホなど誘惑が多くあるのが現実。
そうすると、つい学習を後回しにしてしまうことも。
また、授業の動画を見ていてわからないことや聞きたいことがあっても勉強する時も1人なのですぐに先生や友達に聞くことができません。
計画的に学習を進めることが苦手だと、通信制高校の学習は大変だと感じるかもしれません。
③学力UPが難しい
通信制高校の学習内容は、中学校の振り返りが多いです。
学校により授業内容は違いますが、全日制高校と比べると学力を高めるというよりも基礎を固めていく内容です。
学力を高めたいと考えているのであれば、通信制高校の学習内容は物足りないかもしれません。
④進学に不利
高校卒業後に偏差値の高い進学先を選びたいのであれば学習面で不利になる可能性があります。
実際に進学率を見ると、全日制の高校よりも低くなっています。
令和2年度 | 全日制高校 | 通信制高校 |
---|---|---|
大学進学率 | 56.5% | 17.6% |
専修学校進学率 | 21.3% | 25% |
これは学力が上がりづらいことも関係しています。
どうしても通信制高校の学習内容は、レポートの提出、登校日数の少なさから最低限の学習になります。
そのため進学するために必要な学力が不足しがちなのは確かです。
実際に子どものレポートを見てみましたが、どの教科を見てもこの内容で大学受験はまず無理だというのが正直な感想です
⑤就職に不利
また、就職の際にも不利になるとも言われますがそれはありません。
文部科学省の発表しているデータを見ると、就職率は全日制より通信制高校の方が高いという結果が出ています。
令和2年度 | 全日制高校 | 通信制高校 |
---|---|---|
就職率 | 17.2% | 23.1% |
履歴書に全日制か通信制か記載するということもないです。
大切なのは「どこに通っていたか」ではなく「自分がそこで何を学んできたのか」です。
「通信制高校はやめとけ」と言われる5つの理由を解決する方法
ここまで通信制高校のデメリットを解説しましたが、ここからはその解決方法をご紹介します。
どれもきちんと対策できるので安心してくださいね。
①友達が作りづらいことへの対策
対策としては、コミュニケーションの機会を多く設けている学校を選ぶことです。
直接会う機会が少なくてもオンライン上でのイベントを多く設けている学校も友達作りやすいです。
また、通信制高校は登校スタイルを選べます。
通学コースを選択すると、全日制と同じように毎日登校できます。
毎日が大変な場合は週に3日など自分のペースに合わせて登校スタイルを選べるので、登校スタイルを変えてみるといいかもしれません。
学校ごとに特色がありますので、まずはどのような学校があるか資料請求や相談会などで探してみてくださいね。
また、もし高校で友達が作れなかったとしても、大学や専門学校、社会人になってから作ることもできます。
②自己管理が必要なことへの対策
1人で計画を立てることが苦手であれば、サポート校の利用がおすすめです。
サポート校は通信制高校とあわせて通う学校で、通信制高校の卒業までサポートしてくれます。
他にも塾や家庭教師の先生と一緒に学習をすすめるのも対策になります。
自己管理ができず学習が進まないと卒業ができなくなります。
自分1人で抱え込まず、誰かと一緒に取り組むことが大切です。
③学力UPが難しいことへの対策
この2つは同じ対策になりますが、自分がどの程度の学力を身に付けたいかで対策が変わります。
大学進学は考えてないのであれば、空いた時間を使って好きな分野の資格を取ったり、週1〜2回の塾などで学力をカバーしていくのがおすすめです。
大学進学を目指すのであれは、通信制高校の学習だけでは正直合格は厳しいです。
そのため大学受験を目標にするのであれば家庭教師や塾、通信教材などを利用して受験範囲を学び、さらに予習復習などをして勉強時間を確保することが必須です。
⑤就職に不利なことへの対策
就職に不利ということはありませんが、就職できる可能性をさらに高くするのであれば簿記・MOSなど就職してすぐに役立つ資格取得がおすすめです。
まとめ:デメリットは対策できる!通信制高校はおすすめできる進学先
今回は通信制高校はやめとけと言われる理由、デメリットとその対策について解説しました。
結論、「通信制高校はやめとけ」は全て解決できる理由ばかりです。
- 友達が作りづらい
- 自己管理が必要
- 学力UPが難しい
- 進学に不利
- 就職に不利
- 友達が作りづらい……コミュニケーション機会が多い学校を選ぶ・通学スタイルにする・大学や社会に出てから友達を作る
- 自己管理が必要……サポート校を利用する・塾や家庭教師を活用する
- 学力UPが難しい……塾や家庭教師を活用する
- 進学に不利……塾や家庭教師を利用する+自主学習する
- 就職に不利……就職に不利ということはない・実用的な資格取得しておくとさらに良い
こうした対策をとることでデメリットは解決できます。
ただ、進路を選ぶときはできたらデメリットよりメリットを見て、自分に合った学校を見つけてほしいです。
「どこに行くか」ではなく、「何をするか」が大切です。
私自身、子どもが通信制高校に通って、通信制高校は魅力がいっぱいの学校ということを知りました。
これからの多様化する学び方にピッタリで、個性を伸ばせる仕組みもたくさんあります!
ぜひお子さんに合った学校を見つけて、楽しい高校生活を送ってもらいたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。